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クアルコムの概要とビジネスモデル
クアルコムは、革新的な技術を開発するという理念の下に1985年7月に会社が設立され、革新的な無線通信技術として1988年にCDMAのコンセプトを発表、1995年には世界初のCDMAのサービスが香港で開始されました。1996年の韓国・米国でのサービス開始に続いて、1998年に日本でサービスが開始され、今年で日本でのCDMAサービス開始から10周年を迎えました。CDMAのパイオニアとして、技術開発の成果を幅広くパートナーの皆様に提供する「ワイヤレス業界のイネーブラー(enabler)」としてのクアルコムの研究開発活動、ビジネスモデルの考え方などを紹介します。
クアルコム ジャパン
広報・マーケティング部長兼管理部長
野崎 孝幸
氏
1987年、松下電器産業株式会社入社。松下通信工業株式会社にて自動車電話・携帯電話・ページャーの海外営業・商品企画を担当。1995年、株式会社ツーカーセルラー東京入社。サービス企画・商品企画を担当。1999年、クアルコムジャパン株式会社入社。BREWのビジネス開発・プロジェクトマネージメントを担当の後、2006年より現職。
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MediaFLO最新動向
2007年3月に米国においてベライゾンワイヤレスがサービスを開始したメディアフローは、2008年5月には米国最大のオペレータである AT&Tによるサービスも開始されました。米国ではモバイルマルチメディア放送のデファクトシステムとなりつつあるメディアフローの日本導入に向けての活動をご紹介します。
クアルコム ジャパン
事業戦略部長
前田 修作
氏
1986年 伊藤忠商事株式会社入社。ニューヨーク及びカナダ・オタワでの海外事業を含む衛星関連ビジネスに従事。
1999年 クアルコムジャパン入社。1xEV-DOの日本導入及び様々な分野の新規ビジネス開発を担当。
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モバイルブロードバンドの標準化動向と今後の展望
3GPP、3GPP2、IEEEでのモバイルブロードバンド仕様策定が進展する中、国内では総務省情報通信審議会の作業班で3.9Gの導入が議論されています。ITU-RではIMT-Advancedの要求条件、仕様提案と評価の議論が進んでいます。一方、次世代システムのワークショップでは、高速化要求条件の議論とともに、異種システムの共存を想定した議論も行われています。クアルコムが参画する標準化活動と研究開発から、今後のモバイルブロードバンドを展望します。
クアルコム ジャパン
標準化部長
石田 和人
氏
2001年よりクアルコムジャパンにおいてCDMAとブロードバンド移動体無線システムの標準化と技術普及業務に従事。ARIB、3GPP2、IEEE802.11n、IEEE802.20の他、国内外での移動無線システムの標準化議論、および、関連する総務省情報通信審議会作業班に参加。クアルコムジャパン以前は、電気通信大学電波通信学科卒業後、日立製作所にて光伝送システムの設計とCDMAのシステム開発および標準化に従事した。
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BREWとその将来
講演概要は追って掲載いたします。
クアルコム ジャパン
事業開発部長
谷内 久哉
氏
2000年スナップトラック・ジャパン入社。日本での携帯電話機へのワイヤレスアシスト型GPSクライアント技術ライセンス並びにGPSロケーション・サーバーライセンス事業に従事。NTTドコモ、ココセコム、au、旧ボーダフォンKKなどのGPSサービス立ち上げに携わる。2004年クアルコムジャパンへの吸収合併により移籍。ロケーションサービス、BREWビジネス並びに携帯電話サービス関連新事業開拓を担当。