Cコース　モバイルセキュリティフォーラム①－携帯電話コース
2009年7月22日（水）
講座券：無料（Web事前登録制）
会場：会議棟605号室
定員：120名

＊ダイレクトメールでの表示料金が改定されておりますので御注意ください。【改定前】16,000円→【改定後】無料
C-1
10:00～
10:40
モバイルセキュリティ技術の最前線
－バイオメトリック技術応用の観点から－

バイオメトリクス市場は2001年を始点に3年おきにエポックが生じている。入国管理や金融など社会基盤システムに採用浸透してきた。今後はモバイルを中心にコモディティ化にシフトすると考える。この場合、センサの技術、実装の技術、暗号技術の連携技術が重要となり本格的なモバイルセキュリティの一角を担う技術になると期待する。今回の講演で、モバイルセキュリティにおける認証技術のあり方について俯瞰する。

瀬戸 洋一 氏 首都大学東京　産業技術大学院大学
産業技術研究科　情報アーキテクチャー　専攻　教授　工学博士
瀬戸 洋一 氏

1979年慶大大学院修了、（株）日立製作所入社、システム開発研究所にて画像処理、情報セキュリティの研究開発に従事。2006年公立大学法人首都大学東京産業技術大学院大学　教授。リスクマネジメント、プライバシー保護などの教育研究に従事。ISO/IEC JTC1/SC37(バイオメトリクス)専門委員会委員長、工学博士（慶大）、技術士
C-2
10:50～
11:30
ビジネスケータイのセキュリティ動向

携帯電話は、近年、オサイフケータイ、ワンセグ、高解像度カメラ、ビデオ撮影・再生機能、エージェント、ウィジットなど、先進ユーザのニーズにお応えするべく、さまざまな機能が取り入れられてきました。ビジネスシーンでも、携帯電話は単なる連絡ツールに留まらず、企業活動を支える機能的な戦略ツールとして活用されることも一般的になってきており、そのトレンドに呼応するように、企業活動において安心に携帯電話を活用することができるようセキュリティ面で様々な工夫がとりいれられています。本講演では、ビジネスシーンで求められるセキュリティについて、端末機能・ネットワークサービスの両面から紹介します。

鶴巻 宏治 氏 NTTドコモ
法人事業部　ソリューションビジネス部　第一開発担当部長
鶴巻 宏治 氏

1999年　NTT移動通信網株式会社 入社
2002年　NTTドコモ東海
2004年　NTTドコモ
C-3
11:40～
12:20
モバイルブロードバンド時代のケータイセキュリティ

今、国内の携帯電話事業は、スマートフォン市場の拡大やオープン化への対応、そしてWiMAXやLTEをはじめとするブロードバンドへの進化など様々なエンジニアリングパラダイムをむかえております。その一方で、スパムメールやPCウイルスなどのサイバーテロ、クローンやID詐称などの不正アクセスについても進化の一途をたどっております。
本講では、現在の携帯電話事業環境で私たちの安心・安全を脅かす様々な不正行為の状況を解説するとともに、次世代のブロードバンド環境においてモバイル事業者が取り組むべきセキュリティ対策を説明します。

横田 孝弘 氏 KDDI
モバイルネットワーク開発本部　au技術企画部　次世代企画グループリーダー　担当部長
横田 孝弘 氏

2000年秋KDDI設立以来移動体事業の技術企画業務に従事し、ネットワークセキュリティ対策を中心とした各種プロジェクトを推進。近年は3.9Gシステム導入の企画推進と次世代のモバイルセキュリティ施策を軸に、社内および、総務省研究会やTCA、MCPC等社外へも活動を展開中。
C-4
12:30～
13:10
モバイルコンピューティングとモバイルセキュリティガバナンス
（企業に求められるモバイルセキュリティ対策）

企業はモバイルコンピューティングの導入にあたり、そのセキュリティは重要な項目である。特に他のリスク管理と整合性をとりどのように活動目標をたて実践していくかが課題となる。そのような背景の中で企業に求まれらる情報セキュリティガバナンスについて政府や外部団体におけるガイドラインを通じてその考え方と富士通の事例を紹介する。合わせて当社モバイル製品・サービスのセキュリティ機能についても紹介を行う。

塩崎 哲夫 氏 富士通
セキュリティソリューション本部　情報セキュリティセンター長
塩崎 哲夫 氏

80年富士通入社。メインフレーム及びパーソナルコンピュータのソフトウェア開発、クライアント・サーバシステムの技術適用を経て98年から情報セキュリティを担当。 08年度［経済産業省］情報セキュリティガバナンス研究会委員、［IPA］中小企業セキュリティワーキンググループ1主査、［（ISC）2］CISSP Common Body Knowledge committee member、Information Security Journal Editorial Board member、［ISACA］Information Security Program Metrics committee member
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