携帯電話やスマートフォンで利用するコンテンツやアプリケーションの進化・発展を牽引するJava、ウィジェットなどの実行環境、AR(拡張現実)といった最新テクノロジと、電子書籍やモバイル放送といった新しいタイプのコンテンツについて、最新動向と可能性・将来性を詳しく解説していきます。
会場:会議棟607号室
定員:100名 2010年7月16日(金)
コース券:20,000円(税込)
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WC2-1
13:00〜 13:45 |
本格的なスマートフォン時代も見据えた、理想のサービスプラットフォームとは?日本でも iPhone の台頭を始め、Android端末も複数通信キャリアから出荷(一部予定)されてきた。だが依然として、日本のケータイ文化も根強い。 このような環境化のなか、BONDI等のグローバルスタンダードの動向も踏まえ、真に豊かなユーザエクスペリエンスを実現するサービスプラットフォームを考える。
アプリックス
取締役 執行役員常務 研究開発本部 本部長 鈴木 智也 氏
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WC2-2
14:00〜 14:45 |
モバイルAR(拡張現実感)の今と未来近年、現実空間とリンクした情報をリアルタイムに提供するモバイルARサービスは、モバイルコンテンツや広告の新たなプラットフォームとしても、さまざまな可能性を持っており、注目されています。国内外のモバイルARサービス事例やその要素技術の概説を交えながら、モバイルAR領域の動向を概説します。 また、クウジットでは、無線LAN電波で位置を推定する「PlaceEngine」やAR技術である「KART(Koozyt AR Technology)」を利用して、人の行動をデザインし、場所や空間に連動した情報配信サービスの企画・開発・運営を行っています。今回、これらの事例を紹介しながら、新しいライフスタイルやユーザー体験を創造するため、リアルとネットをつなぐ行動デザイン型、体験拡張型のモバイルARサービスについても議論できればと思います。
クウジット
代表取締役社長 末吉 隆彦 氏
慶応義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻修士課程修了。1992年ソニー株式会社入社。ソフトウェアプロジェクトリーダーとして、VAIO C1などのノートPC商品化に尽力する。2005年よりソニーコンピュータサイエンス研究所勤務。Wi-Fi電波による位置推定技術を利用したロケーションウェア「PlaceEngine」のサービス立ち上げと企画運営を行う。2007年同社を退社しクウジット株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
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WC2-3
15:00〜 15:45 |
新しいモバイル端末とデジタルコンテンツの台頭iPadやAndroid端末をはじめとした新しい端末やサービスは、モバイル産業はもちろん、新たなデジタル・ネット体験をもたらし、デジタルコンテンツや関連市場の拡大に寄与することが期待される。急成長するこれらサービスの関連産業に対する影響と、規制や競争によって懸念される課題について整理する。
企
代表取締役 黒坂 達也 氏
1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)修士課程修了。学生時代からインターネットビジネスの企画設計を手がけ、卒業後は三菱総合研究所にて情報通信事業のコンサルティング、IPv6やRFIDなど次世代技術の推進、国内外の政策調査・推進プロジェクトに従事。2007年1月に個人事務所を開設。現在は戦略立案や事業設計を中心としたコンサルティングや、経営戦略・資本政策などのアドバイス、また政府系プロジェクトの支援等を実施している。クロサカタツヤ事務所代表、株式会社企(くわだて)取締役。
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WC2-4
16:00〜 16:45 |
いよいよ始まるモバイル放送の概要とビジネスの可能性モバイル放送のビジネス的な可能性と、市場に受け入れられる要因などを多角的に分析する。通信・ITSジャーナリスト 神尾 寿 氏
IT専門誌の契約記者、大手携帯電話会社での新規ビジネス企画やマーケティング業務を経て、1999年にジャーナリストとして独立。ICT技術の進歩にフォーカスしながら、それがもたらすビジネスやサービス、社会への影響を多角的に取材している。専門分野はモバイルITビジネス、自動車/ 交通ビジネス、非接触ICと電子マネー。 著書は「次世代モバイルストラテジー」「TOYOTAビジネス革命」ほか多数。多くのビジネス誌やWebメディアなどで連載をしている。
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