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[将来NW構想]
移動通信システムの今後の展開〜第3世代から"IMT-Advanced"へ〜
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3GPPでのLTE (Long Term Evolution、スーパ3G)の仕様検討が本格化すると同時に、並行してHSPA (High Speed Packet Access)の高度化についても標準化が進んでいる。一方で、3GPP2ではUMB (Ultra Mobile Broadband)の仕様が固まっている。今後WRCでのIMT-Advancedのための周波数割当てが行われるのと並行して、システム具体化の検討が急速に進むものと考えられる。本講演では、これら次世代の携帯ワイヤレスブロードバンドシステムの具体的な構成と展開について述べる。
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藤岡 雅宣氏 日本エリクソン
北東アジア チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO) 工学博士
藤岡 雅宣(ふじおか まさのぶ)氏
1998年に日本エリクソン社に入社。IMT2000プロダクト・マネージメント部長、マーケットサポート・先端技術部長を歴任、その後事業開発本部長として新規事業の開拓、新技術分野に関わる研究開発を総括。2005年2月よりエリクソン北東アジアCTO。
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ドコモの4Gに向けた発展構想と取り組み
−Super3GとIMT-Advanced−
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NTTドコモは、昨年、W-CDMA技術を発展させたHSDPAを導入し3G技術の進化を続けている。更に、移動通信の長期的発展の構想として、3Gそのものの進化、4Gのスムーズな導入を狙いとするスーパー3Gをドコモは提唱した。スーパー3GはLTEとして3GPPで標準化が進められており、ドコモも積極的に貢献している。4G技術研究についてもドコモは3Gサービス開始前から取り組んでおり、ITU-Rで掲げたターゲットの実現性を示してきた。4GはIMT-Advancedとして、技術標準化が来年には活発化する重要な時期が来る。本講演では、ドコモの3Gの発展構想として、スーパー3G、4G研究への取り組みついて述べる。
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尾上 誠蔵氏 NTTドコモ
無線アクセス開発部 部長
尾上 誠蔵
日本電信電話公社入社以来、第一世代のアナログ大容量移動通信方式、第二世代のPDC方式、及び、第3世代のW-CDMA方式の基地局、基地局制御装置等の無線アクセスネットワークの研究開発に従事。主な経歴は以下の通り。
1982年(昭和57年) 京都大学大学院 工学研究科 電子工学専攻 修士課程修了
1982年(昭和57年)   日本電信電話公社入社
1984年(昭和59年)   同社 横須賀通信研究所 移動通信方式研究室 研究主任
1989年(平成1年)   NTT株式会社 無線システム研究所 無線方式研究部 主任研究員
1990年(平成2年)   同社 移動体通信事業本部 システム開発部 主任技師
1992年(平成4年)   NTT移動通信網株式会社 研究開発部 主任技師
1993年(平成5年)   同社 研究開発部 開発企画部門 担当課長
1995年(平成7年)   同社 研究開発部 開発企画部門 担当部長
1998年(平成10年)   同社 無線ネットワーク開発部 主幹技師
2002年(平成14年)   NTTドコモ株式会社 無線ネットワーク開発部長
2004年(平成16年)   3月 同社 IP無線ネットワーク開発部長
2005年(平成17年)   12月 同社 IP無線ネットワーク開発部長 無線システム開発部長 兼務
現在に至る
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[将来NW構想]
CDMA2000技術の現状と将来展望
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近年、移動体無線技術の進化が活発化している中、3GPP2のcdma2000規格においてもcdma2000 1xからEV-DOと進化してきた。本講では、これまでのcdma2000技術の発展を、最新の次世代cdma2000技術も含めて概説する。
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田村 知之氏 KDDI
技術渉外室 企画調査部 標準戦略G 主任
田村 知之
移動体CDMA2000システムの運用、開発、標準化業務に携わり、2006年より現職務。
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[将来NW構想]
次世代PHS標準化および開発動向と今後の展望
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準備中
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黒澤 泉氏 ウィルコム
開発本部 本部長
黒澤 泉
1987年、明治大学工学部卒。第二電電株式会社入社(現 KDDI)。DDIアダプター及びαLCRの開発に従事。
1990年よりPHSのシステム開発に従事。主に端末のBBIC/ソフトウェア及び基地局開発を担当。
1994年、DDI東京ポケット電話株式会社に出向
2005年2月、社名変更により株式会社ウィルコム
2005年4月、開発本部 本部長
現在に至る
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「FMC、IPセントレックス+無線LAN」が切り開く将来NWの実像
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足回りの固定系通信NW,移動体系NW、そこに無線LANを加えた将来NW構築がどんどん進展している。その流れを順番にひもとき技術を要素の基本を解説し、応用へと説明をステップを踏んで発展させる。最後に、エンジニアにも利用者にも一番大切なアプリケーション含む活用シーンを参加者と一緒に考察する。その一連の討議の中で、次元を超えた発展をみせる、将来NWの実像を、通信路からアプリケーションまで、順に浮かび上がらせる。
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小林 佳和氏 NECインフロンティア
NW開発本部 兼 IPマーケッティング戦略本部 統括マネージャ
小林 佳和
1984年、山形大学工学部電気工学科卒業。86年、同大学院工学研究科修士課程(電気工学専攻)修了。同年、NEC入社。ボタン電話の専用線対応設計、ISDNトランク、ISDN TA、ISDNルーター、リモートアクセスICカード・ボードの設計を経て、CTI統合配線を研究し「コアライン」などを開発、現在に至る。
著書に「LAN工事実戦テクニック」「LANとWAN−情報ネットワーク時代」「パソコンLANとインターネット技術」「インターネット時代のパソコンLAN強化100」「高速LAN構築実戦テクニック」がある。デジタル第1種工事担任者、アナログ第1種工事担任者。第24回市村賞受賞、平成13年度地方発明表彰「ボイスオーバーLAN」の発明にて、千葉県支部長賞受賞。現在、NECインフロンティア・IPマーケッティング戦略企画本部シニアエキスパート。平成11年、12年度他にて、山形大学非常勤講師 2007年度マイクロソフトMVPアワード"For Microsoft Office Communications Server(Apr2007-Mar2008)"受賞。
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[IEEE802.20解説]
IEEE802.20規格の標準化動向と詳細解説、今後の展望
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250km/hの移動速度環境下での高い周波数利用効率、260Mbpsを越す最大伝送速度を実現するIEEE802.20は、2007年末の標準化完了を目標に標準化が進んでいます。2007年3月の802.20ワーキンググループ会合において、3GPP2で標準化されたUMB-FDDの技術を導入する提案があり、現在802.20とUMB-FDDの技術とのハーモナイゼーションが進んでいます。UMB-FDDは、2006年1月の802.20ドラフト仕様をもとに3GPP2で改良が加えられたものです。それが新たな標準方式(UMB)となった結果、本家の802.20と統合された仕様が新たな標準方式になりつつあります。標準化動向と技術の特徴を解説するとともに、クアルコムが米国San Diegoで進めているフィールド試験の様子をご紹介します。
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石田 和人氏 クアルコム ジャパン
標準化担当部長
石田 和人
電気通信大学電気通信学部電波通信学科卒業後,日立製作所にて光伝送装置とCDMAシステムの開発と標準化に従事。2001年からクアルコムジャパンで3GPP2とIEEE系無線システムの標準化に従事。
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[IEEE802.21解説]
IEEE802.21規格の標準化動向と詳細解説、今後の展望
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広域の移動通信サービスの普及のみならず、無線LANを用いたホットスポット高速無線データサービスが利用できる今日この頃である。近い将来、モバイル医療サービスや携帯電話サービスなどにおいて、その場所で利用できる無線を意識せずに、そのサービスに適した無線を利用できるようになる事が期待されており、現在の3G、WiMAXなどの無線メトロポリタンネットワーク、無線LAN、さらにはボディエリアネットワーク(BAN)をシームレスに統合する活動がさかんである。
それぞれの無線の規格策定に加えて、無線間のシームレスハンドオーバを実現するIEEE802.21規格の策定が進んでいる。この規格は、無線間をハンドオーバする為のインタフェース仕様を規定しようとするもので、通常のIP接続された状態で、そのネットワーク下位層に位置する無線システムを変更できる規格を目指している。このIEEE802.21技術を概観するとともに、規格利用上の問題点を取り上げる。さらに、この技術および周辺技術の今後の展望を述べる。
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黒田 正博氏 情報通信研究機構(NICT)
新世代ワイヤレス研究センター 工学博士
黒田 正博
リアルタイムOS/Unix OS/ネットワーク開発、移動体通信向けアプリケーション/ネットワークやJavaモバイル・ネットワークコンピューティングの研究開発,携帯電話向けJava標準化活動、各種無線を統合する次世代移動通信ネットワークとその無線セキュリティ、さらにコグニティブ無線ネットワークの研究開発に従事。
1980年 東京工業大学大学院システム科学科修士 修了
1980年 三菱電機株式会社入社
1989年 カルフォルニア大学サンタバーバラ校 計算機科学科修士 修了
2000年 静岡大学大学院博士過程後期終了
2002年 (独)通信総合研究所(CRL) 横須賀無線通信研究センター勤務
2004年 (独)情報通信研究機構(NICT) 横須賀無線通信研究センター入所
2006年 同機構 新世代ワイヤレス研究センターに改名
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[将来NW構想]
UMB構想の全貌
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現在、ワイヤレスブロードバンドサービスの登場が期待されているが、様々な技術や標準が乱立していおり、実際に利用できる技術がどういうものになるのかが問われている。 今回はクアルコム社がその研究開発力を結集して開発を行っている最新のモバイルブロードバンド技術、UMB(Ultra Mobile Broadband)の動向を紹介する。 UMBは既に3GPP2における標準化が本年4月に完了しており、多くの通信機器製造メーカーによるサポートが発表されている。
米国におけるUMB実験の様子を紹介するビデオ等も活用し、最新技術の全容をお見せする。
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川端 敬之氏 クアルコム ジャパン
ワイヤレスブロードバンド事業推進室・ディレクター
川端 啓之
英国ブリティッシュテレコム、米国アクセスラインテクノロジーズ、米国ウォルターグループにおいてアジアパシフィック地域事業開発部門責任者を務め1999年にはニューセンチュリーグローバルネット社(日本)を設立に参加、営業担当副社長を務める。
2003年よりフラリオンテクノロジーズ社、日本代表に就任。2006年1月のクアルコム社によるフラリオンテクノロジーズ社買収後、現職。