携帯電話開発において「製品の差別化」と「開発コストの低減」の追求は至上命題であり、これら相反する要求を同時に実現可能なLinuxを ベースにしたモバイルプラットフォームへの期待は大きく、今後モバイルプラットフォームの主軸の一つとして重要な役割を果たしてゆく。本講演では「ACCESS
Linux Platform」の詳細を紹介し、その特長と展開の可能性について述べる。
ワールドワイドでGSMからの3Gへの移行が進むなかで、3Gの用途も広がり、携帯電話向けのBREWだけでなく、様々なOSのサポートが3Gのチップセットに求められています。マルチタスクに対応したBREW4.xや、クアルコムのチップセットがサポートする3rd
Party OSについて戦略を解説いたします。
クアルコム ジャパン
マーケティング担当部長 占部 敏之 氏
1989年大阪大学工学部卒、1993年米ペンシルバニア大学工学部コンピュータサイエンス学科修士課程修了。携帯電話業界で携帯電話のモバイルアプリケーションのソフトウエア開発・標準化・端末仕様策定の経験を経て、2004年8月クアルコムに入社。モデムチップセットのロードマップ及びBREW,
Windows Mobile, Linuxなどの3rd party OSの日本におけるマーケティングを担当。