現在日本では、1年間で120端末ほどが発売され、これまでに500種類以上の携帯電話が発売、利用されています。モバイルは、マーケットとして成熟してきている一方、コンテンツの端末最適化にかかるコストは年々増加の一途をたどり、モバイルへの新規参入や、クオリティの維持、短期間での新規開発が困難になってきている状況です。その環境のなかで弊社は、携帯端末の検証を独自におこない、「PDB
(端末最適化情報データベース)」 として情報を蓄積してきました。本講演では、これらの情報を元にした、アドビ初のモバイルコンテンツ開発プラットフォーム 「Adobe
Device Central CS3」のエミュレーター機能を、実際のコンテンツと開発事例を交えてご紹介いたします。
アドビシステムズ/CELL
執行役員・デバイスマーケティング 部長 安西 渉 氏
2002年、株式会社CELL入社。2003年に、新規事業開発の一環としてFlash® Lite の開発チームを立ち上げる。最近では、全ての携帯電話に最適なモバイルコンテンツを制作するためのノウハウを蓄積したデータベース「PDB(Phone
Data Base)」を軸とした、モバイルコンテンツソリューションの開発を手がけている