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モバイルメディアを活用した次世代型CRMの可能性と課題
モバイルメディアの生活者にとっての常時携帯性と企業にとっての属性・位置識別性とにより、顧客の生活場面場面ごとに固有の課題を解決したり、ニーズ・嗜好を満たすような、より適合度の高い情報提供サービスが可能となり、生活者と企業のより密接な関係の構築が期待されています。しかしながら、このような関係を構築する前提として、その情報提供が顧客の望む範囲を超えないことをいかに担保するかが課題となります。本セッションでは、モバイルメディアを活用したCRMの可能性と課題、解決のアプローチを探ります。
電通ネットイヤーアビーム
代表取締役社長
及川 直彦
氏
慶應義塾大学文学部卒、早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了、同科博士後期課程在学中。電通、ネットイヤーグループにおいてITマーケティング戦略の立案、マッキンゼー・アンド・カンパニーにおいて事業モデルの開発に携わった後、電通イーマーケティングワンのパートナーを経て現職。日本マーケティング協会の「eマーケティング研究」プロジェクトおよび「モバイルマーケティング研究」プロジェクトのコーディネーターとしても活動。
著書に「インターネット・マーケティング・ベーシックス」（共著）、「bウェブ革命-ネットで勝つ5つの戦略」（監訳）など。
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ケータイ・マーケティングの裾野を広げる技術
本講演では，まずコミュニケーションニーズの変遷を踏まえつつブロードバンド時代の意味について再検討する。その検討結果をマーケティングという視点から議論し、従来のマーケティングが未着手であった消費者層が存在することを指摘する。そのような現状認識においてはどのような技術が望ましいのかなど、携帯電話のマーケティングの限界を補う技術について私見を述べ、聴講者各位の御批判を仰ぎたい。
独立行政法人 産業技術総合研究所
情報技術部門 主任研究員
シナジーメディア 取締役CTO
山本 吉伸
氏
平成6年 3月
慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程修了 博士（工学）
同年4月
通商産業省 工業技術院 電子技術総合研究所
平成12年6月
スタンフォード大学客員研究員
平成17年3月
シナジーメディア社取締役（兼業）
