Rコース モバイル向け放送フォーラム
2009年7月24日(金)
コース券:16,000円(税込)
会場:会議棟605号室
定員:120名
R-1
13:00〜
13:50
通信・放送の総合的な法体系の在り方について

現在、総務省情報通信審議会で検討されている通信と放送の総合的な法体系の見直しの検討状況等について解説する。

谷脇 康彦 氏 総務省
情報通信国際戦略局 情報通信政策課長
谷脇 康彦

84年、郵政省(現総務省)入省。OECD事務局(在パリ)ICCP課(情報・コンピュータ・通信政策課)勤務(87-89年)等を経て、93-97年の間、電気通信局事業政策課課長補佐として、各種規制緩和計画やNTT再編に従事。郵政大臣秘書官(99-00年)の後、電気通信局事業政策課調査官(00-02年)として電気通信事業における事業区分の廃止、電気通信事業紛争処理委員会の設置、ユニバーサルサービス制度の創設等に携わる。
その後、在米日本大使館ICT政策担当参事官(在ワシントンDC、02-05年)を経て、総合通信基盤局料金サービス課長(05-07年)、同事業政策課長(07-08年)を務め、「新競争促進プログラム2010」(06年9月)や「モバイルビジネス活性化プラン」(07年9月)の策定・推進を担当した後、08年7月より現職。
ICT政策全体の総括、通信・放送の融合・連携に対応した法体系の検討、ICT分野の国際競争力向上に向けた施策展開などを担当しており、主としてブロードバンド競争政策に携わっている。
著書に「世界一不思議な日本のケータイ」(08年5月、インプレスR&D)、「インターネットは誰のものか-----崩れ始めたネット社会の秩序」(07年7月、日経BP社)、「融合するネットワーク-----インターネット大国アメリカは蘇るか」(05年9月、かんき出版)。日本経済新聞(Nikkei Net) “ネット時評”、日本ビジネスプレス“ネット行政の現場から”などへの寄稿多数。

R-2
14:00〜
14:50
(株)マルチメディア放送が切り開く新たな世界

日本のデジタル放送方式に、ファイルキャスティングという技術要素を加え、“観たいもの”を、“いつでも”、“どこでも”を可能とし、更に自分の好きなものを選ぶことに加え、気づきを与えられるような、より生活に密着したサービスにしたいと考えています。

石川 昌行 氏 マルチメディア放送
代表取締役社長
石川 昌行

1980.4 三井造船入社 1999.4 NTTドコモ MCビジネス部 担当部長。2000.9 MM企画部B&C担当から放送関連の新規事業企画を担当。2009.1 (株)マルチメディア放送 代表取締役社長。

R-3
15:00〜
15:50
メディアフローのビジネス戦略

日本における「携帯端末向けマルチメディア放送サービス」については現在技術的検討や法制度的な議論が進められており、来年夏には具体的な事業者が確定する予定となっている。本講演では、MediaFLOに関する最新の状況及び今後の戦略について解説する。

増田 和彦 氏 メディアフロージャパン企画
代表取締役社長
増田 和彦

1987年 旧DDI入社。事業計画、エリア設計、交換ノード等、主にインフラ側機能開発等業務に従事。
2000年 KDDI合併以降は商品開発部門、営業部門において、携帯電話に関する商品企画・営業戦略等を歴任後、2005年 事業企画部門において国際ローミングや海外事業者との折衝等業務に従事。
2005年12月 メディアフロージャパン企画株式会社設立と同時に社長就任。
2007年4月 コンシューマ事業企画本部事業企画2部長兼務2009年4月よりサービス・プロダクト企画本部長兼務。現在に至る。

R-4
16:00〜
16:50
通信・放送の融合の将来像

世界ではこの数年の間にマスメディアの衰退、携帯の普及などが急速に進んだ。その一方で、web2.0は幻想であり、ネット上の無料モデルで儲けられるのはグーグルだけといった現実も明らかになってきた。そうした現実を踏まえ、今後の融合の主役となるマスメディアやコンテンツの企業にとって必要なビジネスモデルの進化すべき方向を考察する。

岸 博幸 氏 慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科 教授
岸 博幸

1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の政務秘書官。不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。エイベックス非常勤取締役を兼任。

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