Sコース 短距離ワイヤレス通信フォーラム
2009年7月24日(金)
コース券:25,000円(税込)
会場:会議棟606号室
定員:120名
S-1
13:00〜
13:40
WirelessHDの最新動向

「WirelessHD」は、HDTVのミリ波無線伝送の実現を目指して2006年にコンソーシアムが結成され、最初の製品が本年発売されました。本講演では、複数のミリ波無線標準化団体が存在する中でのWirelessHDの位置付けと目指す方向、ロゴ認証試験などの最新状況と今後の動向を解説します。

臼木 直司 氏 パナソニック AVCネットワークス社
技術統括センター 技術企画グループ 参事
臼木 直司

1978年、松下電器産業(現パナソニック)に入社、VTRやデジタル放送、ホームネットワークの様々な製品開発と規格標準化活動に従事、DTCPやHDMI,WirelessHDではコンソーシアムの設立に参画、2005年より現職。

S-2
13:50〜
14:30
TransferJetTM 近距離高速無線転送技術

「TransferJet」は2008年1月にソニー(株)が発表した新しい近距離高速無線転送技術です。誰でも使える簡単な無線を目指して、あえて飛ばない無線システムを構築しています。本講演ではシステムコンセプトの紹介とカギとなる無線技術の概要、2008年7月にスタートしたTransferJet Consortiumの活動状況などTransferJetが目指す世界を解説させていただきます。

小高 健太郎 氏 ソニー
コアデバイス開発本部 TransferJet事業化推進部 統括部長
小高 健太郎

1976年、ソニー(株)入社、CD,DAT,DDSなどのDigital Storage機器の開発に従事、1990年代にPDC,GSMなどのデジタル方式携帯電話端末を開発、商品化。海外にて次世代セルラなどの研究開発に従事の後、Sony Ericssonの創業に参画。Sweden勤務の後、2005年よりTransferJetなどの各種無線システムの研究開発に従事、2008年より現職。

S-3
14:40〜
15:20
NFC関連ビジネスにおける市場最適化の現状と課題

2004年、NFC(Near Feild Communication) Forumが国際的な標準化を目指してユースケースの取り扱いを開始し、早5年の月日が経過しました。この5年間である一定の成果が出始めている中、いよいよ国内のビジネスにも影響が出始めることが想像されます。
そのような状況の中、海外での事例や動向を交え、NFC規格を実ビジネスで取り扱う上での注意事項やFeliCaによる日本モデルを成功体験とし、海外展開を図る上で必要となる事象について、わかりやすく解説いたします。

南 宣吉 氏 トッパン・フォームズ
情報メディア事業本部開発本部第三部 ビジネスアーキテクト
南 宣吉

1998年3月 福岡大学工学部電子工学科卒業
1998年4月 国内SIer入社、通信オペレータインフラ構築に従事
2005年4月 トッパンフォームズ株式会社入社
2006年11月   国内初のMIFAREカードインフラである、成人識別機能付きたばこカード発行プロジェクトに従事
2007年4月 NFCプロジェクト専任

S-4
15:30〜
16:10
Bluetoothの最新動向

最初のBluetooth機器が発売されて今年で10年目に入った。本年4月からはv3.0という新しい高速なBluetooth仕様が公開された。本年中にも消費電力の小さい ULP仕様もリリースが予定されている。本講演では、これまで発表されたBluetoorth仕様の変遷と今後の動向、これまでのロゴ認証製品登録の簡単な分析について紹介する。

酒井 五雄 氏 テュフ ラインランド ジャパン
製品部 EMC・通信機器課 シニアプロジェクトマネジャー
酒井 五雄

1951年4月   東京芝浦電機(現東芝)に入社。以降PC、日本語WP、PHSおよびCDMAデータ通信カード開発に従事。
2000年5月 Bluetooth Qualifivation Body に認定される。
2001年3月 潟rーテーキューに出向。Bluetooth認証業務に従事。
2008年4月 Bluetoth SIGよりHall of Fameに選定される。
2009年7月 TUV Rheiland Japanに移籍し、現在に至る。

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