携帯電話やスマートフォンなどのモバイル機器を利用したさまざまなサービスが登場し、拡大の一途を辿るモバイルマーケット。ここではモバイルマーケットの実態を整理しつつ、主にゲームやメール/SNS、Twitterといったコンシューマ向けサービスの最新動向を解説し、将来を占います。
会場:会議棟607号室
定員:100名 2010年7月14日(水)
コース券:20,000円(税込)
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WA3-1
13:00〜 13:45 |
刻一刻と進化するモバイル。消費者はどう向き合っていくのか?日本では1億人を超えた携帯電話利用者。全世界では50億人に迫ろうとしている。SNS、クラウド、twitter、共感消費、Ustream、iPad、ソーシャルコマース、プラナフ・ミストリーのsixth Senseテクノロジー。モバイルの世界は様々な技術やサービスが矢継ぎ早に投入され、急拡大し、中には知らず知らずのうちに消えていく。こうした変化の世界に放り出された消費者はどのように向き合っているのだろうか?事業者は、どう消費者と向き合っていくべきなのか。本講演では、マクロトレンドを抑えながら、今後の行く末を展望したい。
野村総合研究所
コンサルティング事業本部 情報・通信コンサルティング部 上級コンサルタント 小林 慎和 氏
(株)野村総合研究所 コンサルティング事業本部 情報・通信コンサルティング部 上級コンサルタント
ビジネス・ブレークスルー大学准教授、NPO法人ガイア・イニシアティブ 大阪大学大学院情報科学研究科卒、工学博士。 経営コンサルタントとして、IT業界、エレクトロニクス業界を中心とする企業に対して、新規事業立上、海外展開、M&A、営業改革、組織改革などのコンサルティングの提供。また、新興国展開、特にBOP(Base Of Pyramid)ビジネスを推進するプロデュースビジネスにも近年注力。 |
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WA3-2
14:00〜 14:45 |
GREEのSNSプラットフォーム戦略について現在、世界中のユーザー、そして企業がソーシャルメディアの可能性に熱い視線を集めています。その中でも「GREE」は、1,843万人(2010年3月末現在)のユーザーを誇る国内最大級のソーシャルネットワーキングサービスです。グリー株式会社では、その開発基盤である「GREE Platform」を開発パートナー様に提供することで、良質なコンテンツをさらに拡充し、より多くのユーザーに利用していただくことを目指しています。本講演では、現在のモバイルSNS市場の動向を交え、「GREE Platform」の概要と戦略、および開発パートナー様にとってのメリットを、ご説明させていただきます。
グリー
取締役 執行役員 CFO 経営管理部長兼事業開発部長 青柳 直樹 氏
2002年、慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、ドイツ証券会社投資銀行本部にて本邦テクノロジー・メディア企業の株式公開支援やM&Aアドバイザリー等の業務を担当。2006年3月にドイツ証券を退社し、グリー株式会社に入社。2006年7月、グリー株式会社 取締役に就任。
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WA3-3
15:00〜 15:45 |
Web MailやSNS/Twitterなどが生み出すBigDataを扱う技術の最前線メールの世界では長期保存型のWeb Mailが主流になりつつあります。また、SNSの世界においてTwitterは、世界で1日あたり5000万件と言われるTweetsが日々膨大なデータ量を生みだしています。大規模Webサービスにおいては、このようなBigDataを1台50万円程度の汎用PCサーバーに分散、並列してストレージする技術が利用され始めています。このセッションでは、Geminiが開発したHibariをベンチマークとして、Twitterで利用されているHadoop/hBase、TwitterやFacebookで利用されているCassandraとの性能比較を含めて、この新しい技術について解説をします。(技術の詳細はこちらをご覧ください。http://www.geminimobile.jp/mobile_cloud/technology/hibari.html)
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ
代表取締役社長 太田 洋 氏
米国に本社を置くジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ社の代表取締役社長兼CEO。日本の携帯通信の初期より、SMS、世界初の写メール開発を始め、サービスや端末開発に携わる。J-Phone、ボーダフォン日本法人、ソフトバンク・モバイルにおいてプロダクト開発責任者を歴任。
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WA3-4
16:00〜 16:45 |
Social Hub化するスマートフォンとTwitter、
昨年から日本でもTwitterが急速に注目を集めはじめた他、世界最大のSNSであるFacebookが4億人のユーザを獲得するなど、これまでのSNSなどと比べてよりオープン性の高いソーシャルメディアの利用が拡大している。また、スマートフォンが「いつでも、どこでも」ソーシャルメディアにアクセスできる“Social Hub”として進化しつつあり、消費者の興味・関心が発信され、共有されるトレンドを加速している。 |