これまで携帯電話を主戦場としてきたモバイルコンテンツ業界は、スマートフォンやタブレット型端末に向けたアプリケーション開発という新たな舞台での戦いに迫られています。本セッションでは、急拡大したスマートフォン向けアプリケーションとマーケットプレイス、それらを支える移動通信キャリアの戦略、TwitterやFacebookに代表されるソーシャルネットワークに焦点を絞り、アプリ&コンテンツビジネスの指針と将来像を探っていきます。
C-1
11:00〜 11:40 |
今狙うスマートフォンビジネス 変革期の中の戦略とは?スマートフォン市場が形成されて2年が経過し、対応端末市場が飛躍的に増大している。一方、従来のフィーチャーフォン型のビジネスモデルを、今どのように適合させ、次の成長基盤を構築するか?が不透明になってきているのも事実。過去のモデルと現在市場で起きていること、また今後どのような方向性になるのか?を比較し、今後のスマートフォンビジネスにおける戦略に何が大事か?を世界の状況にも触れながら提言致します。一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF) 理事
海外ビジネス推進部会長 アイフリーク 代表取締役社長 伊藤 幸司 氏 モバイルコンテンツにおける進化系メールサービスを提供する潟Aイフリークの代表取締役社長。平成6年伊藤忠商事鞄社、平成13年ブロードバンドゲートウェイ設立。平成16年に潟tラクタリスト入社し、COOとして株式上場へ導く。平成19年(株)アイフリーク入社、平成20年に取締役に就任し、平成22年から代表取締役社長として活躍中。また、中国のモバイルビジネスにも精通しており、モバイル・コンテンツ・フォーラム 事業委員会 会議ビジネス推進部会 部会長としても、モバイル業界の更なる発展のため精力的に活動している。
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C-2
11:50〜 12:30 |
KDDIのコンテンツビジネス戦略
スマートフォンの普及に伴い、コンテンツビジネスを取り巻く環境も、大きく変化しつつあります。ビジネスのフィールドはグローバルに拡大し、ビジネスモデルは垂直統合モデルからオープンなインターネットモデルへ、さらにユーザの利用実態も刻一刻と変化しております。このような環境の下、KDDIがどのような戦略でスマートフォン上でのコンテンツビジネスを拡大していくのか最新の情報をご紹介します。 |
C-3
12:40〜 13:20 |
「ソーシャル化」がもたらすモバイルコンテンツビジネスへのインパクト今年に入ってから世界最大のSNSであるFacebookが日本でも注目を集めるなど、ソーシャルメディアを取り巻く環境は依然として進化している。さらに、その先にはロケーションサービスの拡大などが見えてきている。本セッションでは、改めて「ソーシャルであること」の意味を整理し、消費者へのリーチからエンゲージメントの深化へと変わるソーシャルメディアの役割の変化、モバイルコンテンツビジネスへのインパクトを考察する。野村総合研究所
情報技術本部 イノベーション開発部 主任研究員 亀津 敦 氏 1996年東京大学経済学部卒業後、精密機器メーカーの情報システム部門・経営企画部門勤務を経て、 2000年に野村総合研究所に入社。情報技術本部にてIT動向の調査と分析を行うITアナリスト集団に所属。専門はグループウェア・検索技術などに代表される企業内コラボレーション/ナレッジマネジメント分野や、次世代Web技術の進化とネットコミュニティの動向分析
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