ワイヤレスジャパンは「IoT」をキーワードとする「ワイヤレスIoT EXPO」を中核に大きく生まれ変わります。
IoT(Internet of things) が産業と社会に大きなイノベーションをもたらすと期待され、その実現に向けて、国を挙げた取り組みが始まりました。
ワイヤレス業界にとってもIoTは千載一遇のチャンスであり、IoT普及のカギはワイヤレス業界が握っているといっても過言ではありません。
IoTシステムの構成要素は、(1)センサー/IoTデバイス、(2)近距離無線ネットワーク、(3)ゲートウエイ、(4)広域ネットワーク、(5)プラットフォーム、(6)アプリケーションの6項目から成りますが、(1)〜(4)をインフラ基盤、(5)と(6)をアプリケーション基盤と分類することが出来ます。
インフラ基盤の中核となるネットワークはワイヤレス業界が担っており、 特にIoT用途に特化したLPWAはじめとする「ワイヤレスIoT」の動きは新たな「IoT通信網」の登場として期待を集めています。
IoTは多層にわたるレイヤー構造のため、IoTの導入・活用には、多くのパートナーとの協力が必要となり、インテグレーションの比重も大きいものがあります。 IoTの成功はパートナーシップ(協創)なくしてはあり得ないのです。
そこで、ワイヤレスジャパンでは、「ワイヤレスIoT EXPO 2017-ビジネスIoTソリューション展」を併設することで、AIやディープラーニング、ビッグデータ分析(アナリティクス)といったアプリケーション基盤の技術要素を取り込み、その上に業種・業態ごとのIoTソリューションを展示とカンファレンスで一挙に展開いたします。
IoTの技術要素とビジネス要素を統合したものが「ワイヤレスIoT EXPO 2017」です。
「ワイヤレスIoT EXPO 2017」では、国を上げて始まった新たな取り組みを受け、各産業分野・社会的シーンで、どうIoTを活用していくのか、どうビジネスを確立していくのか、より多面的に、しかし実践的に、IoTビジネスの推進を追求していきたいと考えます。
(1)SIGFOX、LoRaなどLPWAをはじめとするIoT向け近距離無線規格や、ゲートウェイ、ネットワーク、プラットフォームなどのワイヤレスIoT(IoTインフラ基盤)
(2)IoTビジネスにおいて注目を集めているデータアナリティクスの領域、AI、機械学習、ディープラーニングなど(IoTアプリケーション基盤の要素技術)
(3)IoTが実際に使われる現場、特に製造・物流・小売・医療などの業種・業界別のビジネスモデル(IoTビジネス)にフォーカスし、主要プレイヤーの「協創の場」として、IoTビジネス推進の方向性と事例、産業別ガイダンス、さらにレイヤーごとのIoTシステムの具体像、そしてインテグレーション&マネジメントとビジネスモデル化について、一望のもとに見通せるイベントにしたいと考えます。
ユーザー開拓、チャネル開拓、パートナー開拓に向けて、御社の技術、製品、サービスをアピールする場としてご活用くださいますよう、お願いいたします。